医療費、生活支援等を最優先事項にしたハワイ州会計予算計画
この2、3年間、Covid-19 を通してどの国も多くの課題が浮き彫りになった中で私たちは過ごしてきました。
2022年12月19日、クリスマスを迎える前の週、ハワイ州知事ジョシュ・グリーン氏は2023年〜2025年の州予算計画を発表しました。
グリーン政権の優先事項は医療や食品、住宅など生活に関わることがあげられます。
中でも病床の定員超えがでているヒロメディカルセンターの病床増床プロジェクトとして $5000万を設定するに合わせてハワイ看護学校への支援も検討しているとのことです。
これらを実現させるためには州議会の賛同が不可欠となります。
実際、先週水曜日ヒロメディカルセンターは病床が完全に埋まっただけでなく、15%定員超えをしていると発表しています。
定員を超えるとはどういうことか、「わかりやすく言うと18人の患者さんのベッドが足りず、仮設住宅で待機してもらっている」状態とのこと。
グリーン氏の医療機関への支援はこのような直接的なものも含め、低所得者の医療払戻率の見直し、教育機関への支援をすることで、スキルの高い医療スタッフの育成・供給を図る内容も注目したい項目です。
グリーン政権は引き続き、まだ今回の予算案提出に含まれていないケースを見返し、追加の項目を議会に提出することを明らかにしています。
Today I released the Executive Budget for Fiscal Biennium to the Legislature and announced the release of nearly $50 million in grants to non-profit communities. pic.twitter.com/j2aKkbarRm
— Governor Josh Green, M.D. (@GovJoshGreenMD) December 20, 2022