心の琴線にふれるとき。 (データだけでビジネスは語れない)
おはようございます。RIO淵江です。
徐々にハワイもロックダウンを解除して、日本などの感染者数が少ない国からの渡航者を14日間自己隔離がなくても受け入れるという明るい可能性が見えてきました。現在は、州内の各島(オアフ島、カウアイ島、ハワイ島、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島)間の渡航であれば、自己隔離が不要となってきましたので、今後の展開に期待したいところですね!
さて、今月に入ってから7名の方からお問い合わせをいただいており、みなさんが情熱を持ってハワイ移住を考えていらっしゃることを体感しています。
- いまどんなビジネス案件が売りに出ていますか?
- 全体的な交渉の流れを教えてください。
- 英語が苦手だけど大丈夫?(←こちらもフォローします!)
- 子供の教育のためにも移住を考えていて・・・
どんな質問でも、お答えできることは全力でサポートしますので、ぜひ一度無料セッションにお申し込みください!(週末はやはりお問い合わせが集中しますので、ご予約はお早めにいただけますと幸いです)
ビジネス案件リストのご紹介だけでなく、すでにあるハワイでの人脈を相乗効果を持ってお繋ぎできるのも弊社サポートならではかと思います。
さて、本題。
データだけでビジネスはわからない。
データでわかる部分もあります、もちろん。でも、データだけでは絶対に判断できない。
これは「Show Face」にも繋がる考え方なのですが、
今、あなたがビジネス案件リストを眺めているとしますよね。売り上げが〇〇、従業員数が〇〇で、営業利益が〇〇。有利子負債、リース契約、減価償却・・・・色々と「数字」でビジネスを判断するのですが、
そこには最も大事なことが書かれていない場合が多い。
一言でいうと、「ビジネスの結果」しか書かれていないのです。
金銭に関する結果≒信頼 なので、数字としての判断はもちろん大事なのですが、・・・
「そのビジネスの始まり」が何なのかって実は一番大事だと思うのです。そこには「コンセプト・想い」が凝縮されているもので、今後あなたが事業を引き継ぐ際に最も大切になる部分だと思うのです。
結果(いま時点での最終数字)ではなく、始まりに目を向けてみると、色々なことに気づけるはずです。
ビジネス案件リストに例えば「クッキー販売ビジネス」があるとしましょう。年間売り上げや収支がある程度書いてある。その段階でほとんどの場合、「なんとなくいいな」「なんとなく合わないな」と判断しやすいのですが・・・ここで判断しなくていいと思うのです。
だって、この時点では「どんなクッキーか」なんて知らされていない。僕はそのクッキーがどんなものかを知りたいと、いつも考えます。
だって、無農薬小麦を使用しているのか普通の小麦なのかで原価は異なるし、もちろん客層も異なるから市場を俯瞰すれば差別化の観点や規模拡大の観点を考慮すると売り上げに対する見方だって変わってくる。
数字を変えるのは意外と簡単。
事業を引き継ぐ際に、あなたに経営能力があれば「結果としての数字」を改善していくことは比較的簡単でしょう。
でも「始まりのコンセプト」をガラッと変えてしまうのはなかなか難しい。つまり自分の中である程度の親和性が最初からあった方が、その事業を継承していった後もうまくランニング出来る可能性が高いのです。
だからこそ、「コンセプト」に共感できる事業を探すのがいいと僕は信じています。そんなお手伝いができればいいな、と。
そしてその「コンセプト」を探すのって、ある程度踏み込んで情報を貰いにいかないといけないのですね。だってビジネス案件リストの段階ではほとんどの場合、そんなご丁寧に情報が掲載されていないですから。
心の琴線に触れるとき。
僕自身、「おお、これは良さそうだ!」と思って実際に見に行ったビジネスがまーったくと言っていいほど心の琴線に触れなかったことも何度もあります。
逆に、ビジネス概要と数字を見て、「いやいや、これは興味ないな」と思いつつも見に言ったビジネスが心を大きく動かされた、なんてことも何度もあります。
一番大事なのは、数字じゃないよね、と思う理由と経験がここにあります。
数字も大事。そして、あなたの心のアンテナも大事ですよ、絶対に。
そんなお手伝いができた時は、最高に幸せです。
RIO淵江