【オアフ島】ノースショア ビーチ減少で家屋倒壊
オアフ島ノースショアで先週月曜日の未明、家が海に倒壊し、州の作業員がさらなる瓦礫の流出を食い止めようとしています。その家は、サンセットビーチからそれほど遠くないKe Nuiロードの海岸線沿いにあります。
ホノルル市緊急サービス局のジム・アイルランド局長によると、午前1時ごろ、住民が「崩れる音がする」と通報したのがきっかけ。州や市の複数の機関が対応しました。
ホノルル警察によると、負傷者は報告されておらず、また、家屋が倒壊した原因は明らかになっていません。
この出来事を受けて、ホノルル市のリック・ブランギャルディ市長は記者会見で、このようなことが二度と起こらないよう、海岸線の管理や規制強化について検討すると述べました。「気候変動は現実であり、海面上昇は間違いなく現実だからです」とブランギャルディ市長。
また、アイルランド局長は「これは前にも起こったことです。残念ながら、おそらくまた起こることでしょう」と付け加えました。土地・天然資源委員会のスザンヌ・ケース委員長は、この事態を “長年の懸案 “と表現しました。「いずれは起こることだとわかっていた。瓦礫が海に落ちているのですから、危険な状況です」と、ニュースリリースで述べています。
「大変悲しいことです…気候変動、海面上昇、そして新しい強力な波エネルギーのパターン。ここは誰にとっても大切なビーチです。家屋は砂の堤防の上に建てられており、長期的に持ちこたえるのはもはや不可能なのです。私たちは、ここの住宅所有者たちに他の選択肢を探すよう、引き続き働きかけていきます。」